こんにちは、ショイスです。
・WEB広告を運用してるけどうまくいかない
・LPまで辿り着いた後にユーザーに離脱されてしまう
・商品は売れるけどリピーターが作れない
そんな悩みを解決するのが本書「100%確実に売上がアップする最強の仕組み」です。
この本1冊の中に、WEB広告やネット販売で失敗しないために行う7つのテクニックやコツが、実例付きで丁寧に解説されております。
この本を読んで学べること
・数字付きの実例と、ネット商品の売上アップにつながる仕組み・テクニック
新型コロナウイルスの影響で、オンラインやインターネットでの商品販売をスタートした方も多いのではないでしょうか。
本書は、その中でもWEB広告(Google、Facebook、Twitter、Instagramなど)を使って売上を作ろうとしている方に向けて書かれた、売上を作る最強の仕組みが掲載された書籍です。
この記事を書いている自分も、セブ島の語学学校を展開している会社でマーケティングを行っていたのですが、コロナショックに巻き込まれオンラインビジネスに切り替えることになったうちの1人でした。(具体的にはオンライン英会話事業の立ち上げを行いました)
本書に出会ったのは2020年の11月だったのですが、もっと早く読みたかったー!と思った1冊です。
理由は、この書籍通りに広告を運用し、LPを作成し、売上を作る仕組みを構築すれば、失敗しないなーと思ったからです。
徹底的なノウハウやテクニックが学べ、数字付きの実例を元に、売上が上がる仕組みをとても分かりやすく学ぶことができます。
※尚、本書籍自体は、通販やネットショップを行っている方向けに向けられた記事なのですが、WEB広告を運用している方やLPを作成されている方にも非常に参考になる書籍です。
こんな人におすすめです
- 売上をアップさせる仕組みやコツを学びたい人
- これから広告運用やLP作成に取り組もうと思ってる人
- 広告運用やLP作成を担当してるけど、成果が出ない人
それでは本書の紹介にいってみましょう! ※ネタバレなしです
この記事のもくじ
本書の紹介
本書の概要は以下の通りです。
100%確実に売上がアップする最強の仕組み
◆著者
加藤公一レオ(売れるネット広告社 代表取締役社長)
◆出版社
ダイヤモンド社
◆発売日
2015年3月5日
株式会社売れるネット広告者の代表、加藤公一レオさんという方が、2015年に出版された書籍です。
一言で言うと「ネットで売る仕組みが数字と実例を元に完全解説されている」本です。
具体的には、
という合計7つの手順に対して、細かいテクニックが実例とともに明確に記されています。
また、本書は少し古い本なのですが、2020年11月にマナブログを運営するマナブさんが紹介されたこともあり、人気が再燃しました。
著者プロフィール
本書の著者は加藤公一レオさんです。
ブラジルのサンパウロ生まれロサンゼルス育ち。
三菱商事に入社後、大手広告代理店のアサツーディケイで一貫してネットビジネスに従事されていた方です。
その後、売れるネット広告社を起業後は、味の素、日清食品、森永乳業、ロート製薬など、数々の大手企業のコンサルティングを担当されていたようです。
また広告・マーケティング業界のオリンピックと称される「アドテック」で3年連続日本一となる実績を残すなど、ネットマーケティングにかなり精通した方です。
自信と実績がなければ、「100%売上が上がる」なんてタイトル、なかなかつけられないですよね(笑)
本当にすごい経歴です。
目次
本書の目次を紹介します。
第2章:ネット広告の「クリック率」を上げる方法
第3章:「コンバージョン率」を飛躍的に上げる方法
第4章:「アップセル率」を最高に上げる方法
第5章:ネットで「クチコミ(友達紹介)率」を劇的に上げる方法
第6章:100%確実に「レスポンス率」を上げる方法
第7章:「引上率・リピート率」を驚異的に上げる方法
第8章:大成功する広告代理店との付き合い方22条
最終章:ネット広告/通販で売上を劇的に上げる”最強の仕組み”のまとめ
上記の各テクニックについて、わかりやすく数字付きで解説してくれています。
また、これは著者の性格なのかもしれませんが、各文章の語尾が全てはっきり言い切っている文章が多く、読んでいて気持ちがいいです(笑)
例えば、「周りはクズのようなネットマーケティングをしているが・・・」だったり、「バカなマーケターがネット広告をやる場合・・・」だったりという言葉を、どストレートに分かりやすく、かつ正論で伝えてくれています。
読んでいてスカッとするからこそ、サクサク読める文章になっているなーと感じます。
本書の見どころ5点
自分が本書を読んで最も印象に残った点(見どころ)をご紹介します。
②特定のターゲットを狙ったコピーにする
③サンクスページの重要性
④広告クリエイティブのABテストの重要性
⑤フォローメールの配信タイミングをユーザーの行動時間に合わせる
それぞれ紹介していきます。
①ツーステップマーケティングの重要性
本書の中で、「ワンステップマーケティングよりもツーステップマーケティングのほうが最終的なCPOは圧倒的にいい」という記載があります。
と思った方のためにもう少し詳しくいうと、
ツーステップマーケティング:見込み客を集め、商品購入に引き上げること
となります。
ツーステップなんて回りくどいでしょ!と一見思うかもしれませんが、これが実はなんと効率がいいのだというのです。
理由は、商品を売る広告よりも、商品に興味のある見込み客を獲得する方が圧倒的に簡単だからです。
商品に興味のある見込み客を獲得し、そこで獲得した見込み客に商品購入をしてもらう仕組みを作ったほうが最終的なCPOもCPAも下がるということが、著者の実例を元に細かく解説されています。
②特定のターゲットを狙ったコピーにする
プロダクトの設計やLPの作成、広告の運用をするときにはペルソナを設定する(特定のターゲットを定める)ことが重要と言われているのですが、自分がマーケティング初心者だった頃、
って感じでした。
そんな自分と同じような疑問を持っている方は、本書を読むとスッキリすると思います。
本書に書かれていたその理由をざっくり解説すると、
だからこそ、ネット読者がピンポイントで自分に向けられたメッセージだと感じれば、それは”情報”に変わる。
だから、その先にある答えが気になって高い確率でクリックしてくれる。
ということでした。
すごくシンプルに分かりやすく解説されていたので、スッと理解することができました。
③サンクスページの重要性
オンラインで商品やサービスを申し込んだ時、「お申し込みありがとうございました!」みたいな画面を見たことがあるかと思います。
一般的にそれはサンクスページと呼ばれており、あんまり印象に残ることのない最後のページですが、それこそがクチコミを広げる上では非常に重要だと本書では書かれています。
最後の「ありがとうございました!」と一緒のタイミングで友達への紹介(拡散)を狙うのです。
メールやSNS、ブログでの紹介で購入者に拡散してもらい、さらに購入者を増やすという戦略ですね。
誰もが自分がいいと思った商品をLINEやメッセンジャーなどで共有した経験があるかと思うのですが、その商品やサービスを買ってくれた方は確実に自分が気に入ったから買ってくれています。
その拡散の絶好の機会を活かして、商品購入の最後のページを有効に活用しましょう。ということが書かれています。
④広告クリエイティブのABテストの重要性
本書の中で「オリンピックに予選なしで選手を派遣する国はあるか?」というフレーズが出てきます。
オリンピックで好みの選手を選定して適当に選手を送り出すことなんてしないですよね。
上記は比喩表現なのですが、つまり広告も同じように、設定するクリエイティブをしっかりABテストして一番成果が良いクリエイティブを選定しましょうということが書かれています。
よくあるパターンとして、
何時間もかけてクリエイティブをガシッと作り込んで、いいのができたぞー!って言ってコケてしまうパターンもあります。
が、結局のところ、広告を評価するのはユーザーです。
成果は数値を持って、ユーザーが決めるのです。
ネット広告はABテストがしやすいので、クリエイティブ内のキャッチコピーも何パターンかテストをして行うのが大事ということがなんですね。
⑤フォローメールの配信タイミングをユーザーの行動時間に合わせる
本書では、顧客とのコミュニケーションはタイミングが全てだと書かれています。
よくあるメルマガでは、例えば15時に既存顧客に対して、一斉にメルマガを配信したりしますが、ユーザーによって行動している時間(ネットにアクセスしている時間)が異なるため、ユーザーに合わせた時間にフォローメールを配信することが重要です。
これを見た時は、自分も確かになーと思いました。関心。
例えば、ユーザーが初回申込みや初めてコンタクトを取った時間帯がお昼だったら、そのユーザーは仕事のランチ中によくスマホをいじっている可能性が高いという仮説が立ちます。
逆に、夜にコンタクトを取ってきたユーザーの場合は、仕事終わりの電車の中や、夕食後にスマホをいじっている可能性が高いです。
ユーザーがネットにアクセスしている時間を狙ってメールを配信できると申込み率やリピート率が上がるんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この本を読んで学べること
・数字付きの実例と、ネット商品の売上アップにつながる仕組み・テクニック
自分自身、この本を読んで新しい気づきをたくさん得ることができました。
これから広告運用やLP作成、ネットビジネスを頑張っていきたいという方には是非読んでいただきたい1冊です!